「業」大阪。

行ってきました〜。「才」以来の生漫才でしたがあれとはまた違ったよさがあって。やっぱり生で見ると違いますねぇ。現時点でヲタになっててよかったです。まさか半年で2回もツアーを見に行くようなヲタになってるとは思ってませんでしたがw武勇伝はぶっちゃけ今も好きじゃないのに漫才やコントが好き、ってヲタはきっと珍しいなーと自分でも思ったりします。
てか会場の隣のビルに和民が入ってたんですよね。当日朝の結成記念日ラジオと絡めて不思議な縁を感じました。
この先は一応ネタバレなので隠しときます。







ネタは
・交通事故
・取り調べ
・娘さんをください
・ことわざ
・引っ越し
・巌流島
・プロポーズ
の7本。取り調べ・娘さんをください・プロポーズは初見で、あとは才でもやってたネタでした。でも才のときとは4本とも変わってて。唯一巌流島は1箇所変わってたと思うぐらいであまり変わってなかったですけど。新人演芸大賞と比べてもあまり変わった感がなかったのでいわゆる鉄板なんだろうなーと。NGK@体感ツアーロケのときもやってましたしね。どうしてもM-1が浮かんでしまうんですけど、巌流島はmax4分のM-1でやるにはちょっと長いのがネック(新人演芸大賞時で4分半はあった)かなーと考えてしまったり。一番好きなネタなので見たいんですけどねー。そのあたりは今後どうするんだろ、と。
ことわざも変わってましたねー。これも初期のころからやってるネタらしく何度か見てますが、見るたび変わってる、というか。巌流島とは違った意味で鉄板なんだろうなーと思ったり。
ネタ全体としてはいい感じに来てるなーと。ずっと過程を見れてるわけじゃないのであまり適当なことはいえませんけどね。ちょっとマイクの前から動きすぎだろ感はぬぐえませんが(笑)。動きが多いのも武器なのでいいんですけど、もっと違う感じのネタもあったらいいなーと。ことわざは比較的動いてなかった…ような気が。フリートークのよさがもっとネタにも反映されればもっと強い武器になるぞ、と思いましたね。でも才のときより確実に進化してる…ってえらそうだな自分w見てて笑えたし、こんだけネタをまとめて見れて幸せでしたね。
あとはアドリブが多かったですねーw特に多かった(少なくとも4回はあったぞ)のがあっちゃんによる慎吾くんのすべり弄りw会場も2回目からはその流れに乗っかってたから厳密に言えばアドリブじゃないのかもしれませんが(笑)。本当にオリエンタルラジオ=どSとどMのコンビなんだな、と生で改めて実感しましたねー。それ以外にも2人が本当に楽しそうに漫才やってるなーというのが伝わってきてよかったです。脱線しまくってたのもご愛嬌でwしっかしツボに入ると分かりやすいですねー2人ともww
あと地味に楽しみだったブリッジはしりとり2回とピンネタがあっちゃん・慎吾くん2回ずつ。過去あったカラオケ聞きたかったなーとちょっと残念でしたけどね。でも楽しかったです。ピンネタ2回ずつは予想外だったのでびびりましたがw
しりとりは「トシさん」「データ芸人」w「『りんごりらっぱんつり』のループ」と楽屋遊びの延長線上でw楽しそうだなーと思いましたね。
んで慎吾くんのピンネタは歌。長野のときは「長野の歌」だったそうですが、大阪は浮かばなかった、とのことで「ブログの歌」を披露w内容は彼のブログのコメント欄弄り。てか自ら弄るな、おい(笑)。歌詞は「♪しんごのブログだーいえんじょー♪」のインパクトが絶大ww数日経っても口ずさめるってどーいうこと。イメージとしてはあまりふざけてないふなばさん@ラジオを想像していただければ。1回目はキーが高すぎた(+あまり喉の調子がよくなかった?)のか最後声出てなかったし。2回目はちょっとキー下げてましたが。ちょっと切ない歌詞もありつつ慎吾ちゃんクオリティ炸裂でよかったです。
一方あっちゃんのピンネタはフリップ。なぜか口調がほぼ英語だったんですけど、途中から動きついてましたwYOSIYASUというおっさん(たぶんドリマチの絵にも登場してたかと)がいろんなものと戦う〜という感じのネタ。これはもう文章じゃうまく説明できないです(笑)。私は5列目だったんですが、それでも見えづらいぐらい手が込んでた
ネタだったし。本人も言ってましたが、双眼鏡持って行った方がいいですね、あれはw「ここでしかしない」的なことを言ってたので、気になる方はぜひ業を見に行っていただきたいですね。絵と口調と動きで1つのパッケージといいましょうか、見てておかしくて仕方なかったですw
んで、ネタ終わって2人で後説もやってたんですよね。ちなみに前説は作家の辻さん(十の副音声や慎吾くん映画の脚本された方と同一人物かと)がやって、そのあとオリラジ2人が登場。んで辻さん弄り→客にどこから来たか聞く(長崎が一番遠かった模様)→「のってるかーい」つかみネタ(ラストはジョジョ立ち一回転w)という流れでした。
で、今回の後説はあっちゃんのフリップネタ奮闘記。これが結構長く話してまして(笑)。時計見なかったので分かりませんが、15〜20分は話してたように思いますwあっちゃんが熱く語るパターンの無限大のトークちっくで、生で聞けて個人的にはかなりお得でしたね。
あっちゃんははまるとすごい、というのは知ってはいましたが今回もそうだったようで。絵を書き直す手間を省くためパソコンに取り込もう・紙のサイズを長野より一回り大きく(B3→A2)しようということがきっかけで、結局業務用のプリンター&スキャナを購入したそーですwあの狭い家のどこに置く場所があるんだ、と思いましたが(笑)。あとこの大きさになると紙も普通にはないからわざわざ発注した、のりにも詳しくなった、ともう深いトーク満載wしかも機材を揃えるのに時間かかったから、今回用の絵ができたのが出発ぎりぎりだったとも言ってましたし。美大生みたいなかばんを持ち運び用にかったらしいですしね。なんというかもう、って感じですw
一方慎吾くんはというと「ブログのコメント欄見て携帯でちょいちょいと」というこちらもこちらでらしいネタ奮闘記を言っててwいいとも等でも努力をばらされるのが嫌、っぽい感じなので本当のところがどうなのかは本人のみぞ知る、ですけど、この正反対ぶりもオリラジらしくて笑えましたねー。なんてーか奇跡としかいえない出会いだな、と。

てな感じで実にオリラジらしいいいライブでしたね。才の時緊張してたっぽいこといってた気がするのでどうかな、と思いましたが今回はいい感じにリラックスしてた、というか誰よりも本人たちが楽しそう、というか。それを見てると自然と客側も楽しくなりますしね。実際私も楽しかったし。そういう雰囲気作りはさすがだなーと。生で見ると本当に感じます。もちろんまだまだな面もありますが、そこも含めて今後もずっと見て行きたいな、と深く感じましたね。「『改良していく過程』が狙い」とあっちゃんがブログに書いてましたが、まさにそうだなーと。
業は今後もやって行くとは本人たちが言ってましたが、9月以降の日程がまだでてなくて。6〜8月が東日本4箇所と大阪、沖縄だったので西日本でもっとやって欲しいな、と思ってるんですけど。「お近くに来た際はまたぜひ〜」とも言ってたので、できるだけ行けたら行きたいなーと思いますね。続けて見ることで「改良していく過程」が分かるかなーと思ってたりするし。
てか本当に忙しいのにどこにネタ合わせする時間があるんだ、と彼らを見るたび思いますね。これは他の芸人さんにもいえることなんですけど。どんな感じでやってるのか「才」DVDの密着ドキュメントから伺えるのかなーと思ってみたり。自分ももっとタフにならなきゃなーでも夏バテしちゃったしなーと反省しきりの私なのでした。