今日の豊久。

というわけで「功名が辻」です。淳くんが演じた中村一氏は3週前に亡くなりましたが、今週は亮くんが演じる島津豊久が出演、という訳で。レポを書いていきたいと思います。
…が。見た方はお分かりのように「どこいた?」という状態(苦笑)。びっくりしましたよ…。某所実況ではある意味盛り上がってましたけど(笑)。ま、亮くんの演技力が世間では大根というレベル(苦笑)なのはよーく知ってるので想像はできましたが、それでもあれぇ〜?という感じ。セリフがあったから個体認識はできましたがね。ちなみに1シーンだけの出演でした。
ということで、亮くんが一体どこにいたのかを書いておきます。そのシーンというのは24〜27分頃。何度も書いてるように石田三成が全然出陣してくれない島津軍に自ら赴くシーン。ここで豊久とおじの義弘が三成の相手をします。ほんで三成に「出陣しろ」といわれるんですが、顔を見合わせて嫌そうな2人。んで三成と義弘のちょっとした応酬があり、義弘が啖呵をきった(?)あといよいよ豊久のセリフ。

「そんとおりでごわす!」

…ええ、これが唯一のセリフですよ(苦笑)。しかしやっぱりなんだか固い。若干声が裏返ってた気もするし。まぁ鹿児島弁指導はあったとはいえなかなかイントネーション的に難しいセリフではありますがね。「噛んでましたが」とどっかの雑誌でプロデューサーさんに言われてましたが、苦戦してたっぷりは見えました。セリフが少なかった原因?もこれだった気がするし。予想はしてましたがね(爆)。
でも、これまでしゃべったことがない方言(深い意味なし)だったわけで、練習した感は伝わりましたけどね。それにピンで抜かれたカットもあったのでそこはよかったです。表情も写真で見た通りいい感じだったし。兜とか甲冑とか似合っててかっこよかったし。啖呵をきる義弘に対して忠誠心を示してるんだなぁ、って雰囲気は出てましたしね。…亮くんってしゃべらせなかったらいいのかな(それは言っちゃダメ)。ま、これはこれで亮くんらしいな、と思ったりしましたが。
この時点では「ま、こんなもんかな」と思ってましたが、そのあと最後まで見ても全然出てきませんでした。関ヶ原(今回はそうでした)において島津軍というのは西軍が負けたあと最後の抵抗をし、豊久はそのくだりで戦死する、みたいな見せ場があるはずなのに、今回ナレーションで済まされてたし。…バラエティでもドラマでもナレーションベースかよ、とガクッとこけましたよ、これ(汗)。しかもバラエティはやってるシーンにナレーション(ロンハー・格付けの発表者選びを想像して下さい)だからいいですけど、今回戦ってるシーンもなかったですしねぇ。せめてそのくだりはやってほしかったな、と思ってみたり。予算とかいろんなしがらみがあるんでしょうけど。合戦のシーンは昔の大河の使いまわし?って話だし(苦笑、最近CSでたまたま似た映像を見た)。
この1シーンで何を判断しろ、って話ですが、表情とかは結構いい感じだったのでま、いいかなー、と。…判断のしようがないからハードル低いです、すいません(汗)。せめて最後の抵抗のくだり(島津の退(は)け口)やるかなぁ、と思って見てたんですが、前記の通りナレーションで済まされてたし。まぁ、淳くん関係でも一氏が活躍したとされる北条攻めにおいて全然戦ってなかったりとかちょいちょいあれぇ〜?って展開はありましたが、結構関ヶ原を描く上では島津のくだりは重要なんじゃないかな?と思いますけどね。…この数週間で検索した知識で言ってるのもなんですが。
てなわけで、予想してた最低限の出演だった、ということで。まままぁ、亮くんの演技力云々からしてしゃあないかなぁ、という感はありますが、その陣中のくだりでもう1つぐらいセリフあるんかな?と思ってみてたので拍子抜け感が強いです(苦笑)。でも雰囲気は出てたし、兜や甲冑姿、表情とかはかっこよかったのでとりあえず満足です(単純)。出ただけで嬉しかった、ってのもぶっちゃけありますしね。

これでロンドンブーツさん的な功名が辻は終わり(あるとして回想シーンとか総集編とか)なわけですが、淳くん的にはかなりいい経験になったと思うし、亮くん的にはパーターとはいえ時代劇の現場を経験できたのはよかったのかな、と。…ということで、コンビでもピンでもいいのでまた何かドラマ的なものがみたいですわ。特に今回中途半端すぎる出演だった亮くんが、今回の淳くんみたいに長いスパンでドラマ的なものにでてるとこみたいです。…ま私が亮くん好きだからそんなこというのかもしれませんけど(苦笑)。彼の演技の大根ぷりはよくよく知ってますけどね。でも、淳くんだって今回の功名出演でいい評価を得たわけだし(正直最初の方は固かった)、ああいうチャンスはあったらいいなぁ、と思いますが。…妄想癖がひどいな、私(笑)。