昨日の一氏。

ひさびさに書いてみます。えっと、まさか最後の最後にああいうシーンがくるとは思ってなかったので、思わず「おっ!」と叫びましたよ、と(笑)。前野(石倉三郎さん)との絡みがあるのはガイドブックから知ってはいましたが、ガイドブックのストーリーでもああいう流れだとは触れられてなかったんでね。
とりあえず一氏さんのシーンを追っていきましょうか。秀吉に跡継ぎの子供が生まれ、秀次の立場が怪しくなっていく(どっかで聞いたは…ごほごほ)今週。もちろん秀次つきの一豊・堀尾・一氏トリオも悩みます。この3人の絡みもひさびさ…かな。そこでの3人のキャラの違いがよかったですわ。正直者の一豊、柔和な堀尾。そして切れ者で冷静に行動しようとしてる一氏。自分の上司にもかかわらず「秀吉様が亡くなれば…」的なことを言いだすのは彼らしいですわ。それは決して本当にそうなってほしいから、ではないんでしょうけどね。その言葉にも一氏なりの悩みが入ってるわけで。一豊はまっすぐな人物なので、その内面まではうかがいしれなかったようでしたが。そこに取りはいって「まぁまぁまぁ」という堀尾さんもいいなぁ、と。
そして冒頭にも書いたシーン。この間、一豊は千代とともに秀次ー秀吉間を取り収めようと動きますが、六平太が出てきたり、秀次の側近たちが謀反しようとしたりしてなかなかうまくいかない。で、その謀反が秀吉にばれてしまいます。そして呼び出される前野。彼の息子は秀次の側近の1人です。しらばっくれる前野に対して、秀吉が呼び出したのは…「孫平次!」…きたぁ〜!!ですよね(笑)。そのあとの一氏さんの「はっ!!」と言うセリフがもうねぇ、たまんないですわ。たぶん秀吉にああいう風に面と向かうシーンは初めてだったと思うので、演じてる淳くんの緊張感が伝わってきてよかったです。そして彼は謀反の証拠品である連判状を取り出し、秀吉に渡します。そう、この謀反を見抜いたのはわれらが一氏さんだったわけです。…大河でもガサ入れかよ(笑)。そして秀吉は秀次を会議?にかける、と言い出します。そして一氏に「一豊に秀次を連れてこい、と伝えろ」といいます。そして連れてこなければ山内家も危ない、と一氏にプレッシャーをかける秀吉。…この瞬間、一瞬戸惑いつつも「はっ!」といった一氏さんに一豊との友情を感じましたね。
そんなわけで。裏では「秀吉死んだらいい」とかいってるのに、表ではガサ入れして彼に従ってる一氏さんの二面性を見れた今回でしたが。深いなぁ、と。そしてこの深い役を淳くんがやってるってことがもうロンドンブーツファン(5歩ぐらい亮ファンですけど(え))としてはたまらないなぁ、と思いましたね。結果論としては来週秀次(&前野)は切腹するわけですが、来週にも一氏さんのいいくだりがあったらいいなぁ、と思いましたね。
で、TVJapan見てたら、10/15放送の41話で一氏さんは病に倒れてる模様。写真もありました(p65)。淳くんのクランクアップがこのシーンだったようですが、ちょうど痩せてた時期ってのもあって(このシーンの収録が8/10)、写真からもなにか伝わってくるものがありますね。そして41話では「一氏は弟を家康軍*1に参陣させる」というシーンがあるらしく。…あれ、一氏の弟ってだれかキャスティングされてるっけ?話が出るだけかもしれませんが、もしかしたらあ(以下略)かもしれないな、と顕微鏡でしか見えないものぐらいな確率(意味わかんね)で構えとくことにします。…実際と年齢は逆だけど。

*1:関が原の話ですな。