昨日の一氏。

バイトから帰ってきてバタンキューだったので(苦笑)一晩明けた今見たんですが。さすがラテ欄に載ってただけあって出演も多め。特に前半はよく出てましたねー。間違いなく過去5回中一番出演してたかな、と。
まずは5〜6分ごろの先週の続きで秀吉以下白い三角の布を付けて傷を負った一豊の元へ行くところ。秀吉の左後ろ、という好ポジションで映ってましたねー。そして秀吉の号令で堀尾・前野・小六とともにその白布を剥ぎ取る、と。傷を負った一豊を守ろう!という気持ちが伝わってきてよいです。…というかやっぱ淳くん小さいですよね、こう見ると(笑)。これまでは座りとかピンのシーンが多かったのでそんなには思いませんでしたが、やはり他のメンバーと立って並ぶと小さいな、と。男性陣では小さいほうだから仕方ないですけどね。でもいい具合に溶け込んでるな、と思ったり。
んで一豊を守ろうと彼を担いで夜道を走る部分。ここは長いし、今回の一氏関係のメインです。7分ごろから9分ごろ、12分ごろから13分ごろって感じでありましたね。というか、ここのくだりの個体認識が結構大変だったんですが(苦笑)。一番最初のとこいた?って感じだし。たぶん1人だけ持ってなかったのが一氏だと思うんですが。
んで敵に見つかって戦ってくわけですが。アップになると歯で分かるもんですね(笑)。さすがつうか。ということで2人目が一氏か、と。初めて殺陣のシーン見ましたが、様になってますね。歯がうまいこと食いしばってやってる、って感じが出るし。
そしてそれぞれが傷を負いながらしんがり+一豊を守るという役割をしてると、必然的にがたが来るわけで。新右衛門が担架(でいいのかな、あれ)を落としてしまいます。そのときは一氏はたぶん担架を持ってなくて先頭を行って敵を見つける役目なので、その光景を眺めてるわけですが。新右衛門がかなり傷を負ってる(+たぶん一番高齢)ので新一郎が背負うことに。ということで1人足りない。つうことで一氏も担架を背負うことになるんですよね。なので堀尾に「手を貸せ」って言われるんですけど、一氏は「はしたらぬものじゃ!」と嫌がる。でも堀尾に「貸せと言ったら貸せ!」と怒られて仕方なく担架を背負うことに。そこの仕方なく、って感じがうまく出てたな、と。
んで一氏が先頭に立って担架を持つわけですが。敵の侵略に転がってしまったりとやられ方がひどい。そしてその様子を見て一豊は自害しようとするわけなんですよね。でもそんなわけにはいかない。ということでそれを止めるのが…一氏さんです。一豊に向かって小声で

「急ぐぞ!敵が追ってくる。(一氏…by一豊)しゃべるな!傷が開く。」

と冷静に言うわけですよ。…かっこいい(そればっか)。ついちょっと前は嫌そうに担架を持ってたはずなのに、もう言うこと変わってますからね。一氏的にこの間に他の人と戦いつつの葛藤はあったんでしょうが、それを踏まえてもなんとかここから抜け出そう、という気持ちが出てたのかな、と。そのあとに一豊のアップが入ってたんですが、なんかその雰囲気に感動した様子でした。あと、ここのセリフをいうとこは無駄に力んでなくてこれまでの中で一番よかったかな、と。淳くんらしさ、みたいなんが出ててよかったです。りりしかったしね。
そして六平太が千代に状況説明して、千代が混乱するんですが六平太に説得されて涙を流しつつ一豊を思うんですよね。んで、水かけて一豊が守られるよう願ってました。というか六平太って…何者。忍びの者、でしょうけど。
そして一氏たちは日も明けだして急ぐ。と、鉄砲を持った敵の兵たちが彼らを発見。そして周りを囲まれて四面楚歌状態。まさに絶体絶命です。あまりの状況に一豊はまた死を決意します。吉兵衛・新右衛門は涙を流し、堀尾・一氏はそれを静かに見守る中、一豊が千代のことを思いつつ首を切ろうとした…瞬間。鉄砲の音が!そして敵の兵はのきなみ倒れます。その音がした先をみると、現れたのは家康!!家来たちを引き連れて一豊たちを助けに来てくれたのでした。そして家康の軍に守られつつ無事に京まで逃げ戻った一豊たち。一瞬、堀尾と一氏が家康の軍にまぎれて分かりませんでしたが(汗)、新右衛門親子の後ろ(向かって左)が堀尾で吉兵衛の後ろ(向かって右)が一氏かな、と。決めては身長です(え)。
そして先週分の首を取ったという功名に対して200石を一豊が得るんですけど。ここ何気に信長・秀吉・家康の3人がそろい踏みしてるんですよね。戦国時代好きとしてはちょっとテンション上がりました。
んで一氏に戻ると。20分ごろ〜21分ごろに登場。その200石に対して堀尾と話すシーンです。どうも一氏としてはそれが不満なようで。確かに彼が死ななかったのは一氏たちのおかげですよね。一氏の気持ちは分かるような。堀尾にまあまあ、ってたしなめられてはいましたが、かんなり不満がたまってる一氏。と、そこに一豊が登場。傷を負っておぼつかない口調ながらも、堀尾・一氏に対して「御恩は一生忘れん」といい土下座を。堀尾はそれを見てすぐに一豊の元に行って「戦場では相みたがいじゃ。これからも助け合ってやっていこうぞ」って、一豊を立たせるんですけど、一氏はまた葛藤中。でも堀尾に「なあ、孫平次」と言われると、それであきらめたのか「そうだな」といって一豊の元によってく一氏なのでした。なんか3人のいい戦友っぷりがでてていいなー、と。中の人で見ても芸達者な上川さん・生瀬さんに対してうまいこと近づいていこう、としてる淳くんが見えますしね。今回の中での収録順がいまいち分かりませんが、俳優さんともまれる中で成長してるんだろうな、って思いますしね。この調子で、一氏が出世してくのにあわせて演じていって欲しいな、と思いますね。
ほんで、今回の初登場小りんですけども。一豊云々より回りでお世話してる吉兵衛や新右衛門の方が楽しそうだったのがおかしかったです(笑)。世話焼くの好きだなー、あの2人。そして小りんに対して動揺してる浮気者の一豊もおかしかったです。二晩も一緒に寝るなよ、おい。ま、来週は修羅場なんでしょうけどね。最後で言っちゃったし。予告で千代は家出してたし。なんか堀尾・一氏夫妻と食事シーンがあるみたいですが、そこも修羅場の続きみたいだし。…頑張れ。
そして一氏の今回のラスト、ですかね。33分ごろに岐阜に戻る、ということで一豊が堀尾・一氏の元へ行くとこです。しっかし堀尾が言ってましたがおもいっきりばれてますぜ、浮気(笑)。隣でセリフないながらもニヤニヤしてる一氏がおかしかったです。色恋物にかけては一氏の中の人はかなり手馴れてますからね(笑)。でも仲間たちにも筒抜けって、えらい手抜かりありすぎなよーな。一氏がニヤニヤしつつ堀尾に話してたのかもしれませんけどね(笑)。…中の人のやることじゃねえか、それ。
でも小りんはいわゆるスパイのくのいちだったわけでして。一豊は二晩寝ても気づいてなくて、さっきの堀尾のセリフで気付いた様子でしたが。六平太とともに謎の人物としてえがかれていくんでしょうな。岐阜に帰るときに彼らの道沿いにいてにやり、としてたし。
ということで、出演5回目にしてラテ欄に載る上にいい活躍っぷりでしたけども。殺陣もあったし葛藤×2もあったしかっこいいセリフもあったしおいしかったですね、本当。見てて違和感もなくなってきたし。芸達者な役者さんに囲まれて成長していってる様子が伺えます。それもあってだんだん一豊・堀尾とのトリオもいい感じになってきたな、と思うし。初登場の5話と今回見比べてもまた印象違いますしね。3人で競い合っていく、って様子が伝わってきます。これからも励んでいって欲しいな、と。
個人的には嫌がるところの叫んでるセリフが何回聞いても謎です。普通の言葉で叫んでるならまだしも、あの時代の言葉で叫んでるわけですからねぇ…。謎。なんべんも聞いてみましたが、聞けば聞くほど違う言葉に聞こえてくるし。解釈としては担架を持つのを嫌がってる、ってのはあってるんでしょうけどね。このまま一豊を置いていこう、みたいな解釈もなくはないと思いますしね。その部分の台本見たいですわ。
だんだんと出番も増えてきていい感じになってきましたが、この調子でいってほしいな、と。まだ若干セリフによっては軽いとこもありますが、そこはやってくうちになんとかなりそうなもんですしね。声がもともと高いのはどうしようもないし。今回も抑えて言ってたセリフ(特に一豊をたしなめるとこ)はいい具合でしたしね。毎週毎週楽しみにしてようと思います、はい。