なんか複雑。
ドリームマッチです。去年は若干凹みつつ書きましたが、今年はよかったです。優勝も頂いてしまったし。ただ、私的にはちょっと淳くんのとこ優勝は違うかな…と。亮くんのとこ優勝だと思いましたからね。
またロンドンブーツに関してはグダグダと書くとして、全組分のコンビを聞いたときの予想と見ながら+一晩明けて書いた感想を載せてみます。(一部敬称略)
(予想)
- 淳浜田(コント)
- ネタが書けない浜田さんにどう淳くんが合わせるか
- S2人かつ芸風も近いので、トップでうまく空気を作れたら勝気あり
- 山口天野(コント)
- どちらもネタ書けるのでどちら主導なのか
- どちらも強すぎてうまくはまらない予感
- 宮迫亮(漫才)
- 漫才経験の少ない亮くんがいかに宮迫さんに合わせるか
- 蛍原さんと亮くんは近いので間とかがうまくはまれば強いかも
- ウド出川(コント)
- こりゃアウトだしネタがうまく出てくるのかがそもそも心配
- 相性はいいはずなので下手に空気を変えなかったらよい
- 松本三村(コント)
- 本当にドリームコンビなのでお互いの色がどうはまるか注目
- 前を踏まえてどうネタを組んでくるかにもよるがまちがいなく優勝候補
- 田中蛍原(コント)
- どちらも似たタイプなので田中さんがどう手を打ってくるか
- 前のコンビに見劣りしたとしてもそれをカバーできればいけるかも
- 大竹遠藤(コント)
- 遠藤さん次第だしトリということでどう大竹さんが組むか
- 去年の田中三村みたいにひょっとするとひょっとするかも
- 優勝予想
- 本命 松本三村
- 対抗 田中蛍原・淳浜田
- 大穴 宮迫亮
(感想)(ネタ時間も(ビデオのカウンター参考に)計ってみました)*1
- 淳浜田(9分43秒)
- 浜ちゃんとに淳くんが出た時もやってたよーな感じがしましたね。どちらかといえばこういうのよりS同士の張り合いが見たかったです。でも、去年の淳くんのつるっつるっを思うとこれはこれでありかと。浜田さん相手にしてああいうネタが出来るのは淳くんしかいないでしょうし(笑)。元々はもっと抑えてた感じみたいですが、舞台に上がってテンション上がりまくってああなったみたいだし。勇気あるなぁ、と。のちのち浜田さんにマジギレされてなかったか心配ですけどね。あと鼻フックは…反則です。
- 山口天野(7分15秒)
- やっぱりぐっさんはピンなんだなぁ、と。去年よりは大分マシでしたが、天野さんがいかされてなかったですね。私がぐっさんのああいうネタがあまり好きではない、ってのはありますが。力がある人同士なのでもったいなかったです。
- 宮迫亮(6分26秒)
- 漫才だけど息もあってたし個人的には好きです。亮くんがネタ飛ばしそうだったけどうまく持ち直したと思いますね。基本的に亮くんは同じセリフしか言ってないんですが(笑)、亮くんの生かし方としては間違ってない気が。テンポもよかったし、あえて漫才で勝負して亮くんにも合わせた宮迫さんはすごいなと思いました。んで私は亮くんファンでよかったです。去年も思いましたが、亮くんは意外とこういう番組に出て底力?みたいなんを出すのはいいのかもしれませんね。あ、キスは…反則です。カレーを一緒に食べたらしいのでそっちの気があったら…やーだーなー(笑)。既婚者同士ですけどね。
- ウド出川(7分28秒)
- やっぱりつるっつるっですね。グダグダとしか言えないです。ま、仲はいいみたいなので途中からの罵倒しあいはなかなかかな、と思いましたけど。わけが分からないなりに進行してたし。こういうコンビもあり、ってことで。
- (浜田さんと志村さんの余興)
- スタジオにいた7人(ロンドンブーツ・キャイ〜ン・宮迫さん・ぐっさん・出川さん)はラッキーでしたね。卵のくだりは亮くんと淳くんの間に落ちたので、亮くんの逃げ方がすごかったです(笑)。
- 松本三村(9分5秒)
- 小道具多かったりBGMだったりここが一番金かかってますよねぇ(笑)。松本さんが乗ってきてからがよかったです。でもなんか三村さんのツッコミがウザイときがあったり。それも含めて2人ともうまいんだけどどこか噛み合ってなかったですねぇ…。ブーイングの理由は「舞台栄えと言うよりテレビ栄えするコントだったから」でしょうか。もっと時間があったら良かったコンビですね。
- 田中蛍原(7分31秒)
- なんだろ、違和感ないしおもしろいけどなんか妙な感じがしましたね。2人とも低温だから盛り上がりに欠けた感じ、というんでしょうか。オチがちょっと弱かった気がしたし。ブーイングは??でしたけど。設定とかはよかったので、ここももっと作りこめたら面白かったと思います。あと田中さんは今年も意味のないヅラ着けてませんでしたか(笑)?
- 大竹遠藤(6分58秒)
- 去年の大竹さんのネタに似てますよね(笑)。でも個人的には好きな感じです。大竹ワールドに遠藤さんがうまく入れてる気もしたし。去年の田中三村コンビもそうでしたが、さまぁ〜ずココリコは絡みが少ない割に意外に相性いいのかもしれませんね。うまく仕上げてたし、ここが優勝なら納得できた気も。
- 個人的順位(2〜5位は結構僅差で)
- 宮迫亮
- 大竹遠藤
- 松本三村
- 淳浜田
- 田中蛍原
- 山口天野
- ウド出川
- 実際の順位?(1位以外は打ち上げのインタビュー順として)
- 淳浜田
- 宮迫亮
- 大竹遠藤
- ウド出川
- 山口天野
- 田中蛍原
- 松本三村
んな感じですね。ちなみに淳くんのとこが優勝と聞いた瞬間「えーっ!?」ってしまいました(苦笑)。ロンドンブーツファンなんですけどねぇ。予想としてはもちろん淳くんのとこも入れてたんですけど、思ってたのと違うっていうか。あそこまで浜田さん相手にやるとは思ってなかったので予想外でした。ま、あそこにいたメンバーの中であれだけベチベチ先輩を叩けるのは「心臓に毛が生えた」(笑)淳くんだけでしょうけどね(笑)。ちなみに最初見た時にロンドンブーツのネタ(過去ログに書いてるヒーローショー)に似てるなぁ、と思いました。それではあんなにベチベチ行きませんけど。でも優勝は…ねぇ。私がああいうネタをそこまで好まない、ってのもありますが、癖があるネタだったので。ダウンタウンのどちらか、という見えない力が働いた可能性はありますけどね、正直(爆)。トップとしてはこのネタは悪くはなかったんですけどね。ま、優勝おめでとうございます、ってことで。
一方亮くんのとこ。正直ここ優勝でしょ。私は亮くん派なので若干贔屓はありますが、宮迫さんと息あってましたよね。亮くんが漫才経験少ない割に*2あそこまでできたのはさすがです。亮くんが宮迫さんまかせだったのがよかったんでしょう。「邪魔しない」ってのがネタ作り中の亮くんのスタンスだったみたいだし(笑)。タバコ3箱+貧乏ゆすり止らずはウケましたけど。感想にも書いた通り1箇所ネタ飛ばしそうになってましたが、練習で67回(笑)噛んだ割には本番ではテンポよかったし、スムーズに見れましたね。宮迫さんの得意技の動きボケと亮くんの天然戸惑い系のツッコミがうまくハマってたし。そしてなによりもあの短時間で漫才仕上げてきたのはさすがだと思います。松本さんが言ってましたが、どう考えてもコントの方が漫才より楽なはずなので。宮迫さんからすると亮くんと元の相方蛍原さんが近い香りがするから、ってのもあってやりやすかったのもあるかもしれませんけどね。「想定外」ってましたけど。でも結局「100点」ってたし本人ら的にはよかったのかな、と。ぜひM-1に出て欲しいです(笑)。
あとネタ部分以外の感想を上げると
- 並びが今年も横なので亮くんが淳くんに何か言ってるシーンあり(4組目で)。
- おぎやはぎに突っ込むことが多い亮くん。一番仲いいからかと。
- ちなみに打ち上げでも亮くんは結構おぎやはぎの隣にいましたね(淳くん浜田さん・ダウンタウンさんのコメントの時)。
って感じですかね。2人の座り位置はたぶん去年も隣同士だったと思うんですが、今回は着替えもなかったしずっと横に座ってましたね。そういうとこも何だか嬉しかったり。亮くん→淳くんに話かけてたシーンがあったんですが(それが4組目)たぶん「ヤバいわ」みたいなことを言ってたと思います(笑)。確かに。あと、おぎやはぎ(今回の司会)と亮くんは仲いいですからね。誰よりも2人を突っ込んでた気がします。そこもおぎやはぎにはやりやすかったかな、と思ったり。淳くん・浜田さんという仕切れる2人が1組目ってのも良かったと思いますが。あ、亮くんとこのネタ中に映った淳くんは笑いすぎです(笑)。浜田さんにも「笑いすぎや」みたいな口の動きされてたし。何が淳くんのツボにはまったかは知りませんが、それもほほえましかったですね。
あと、最初の組み合わせ抽選の時ボケ・ツッコミに分ける、ってとこでまず宮迫さんが
「(雨上がりは)ボケとツッコミが最近曖昧になってるんですけど!」
って手を上げて、その後ろのロンドンブーツも競うように手を上げてたとこがおかしかったです(笑)。淳くんも
「ここ5年ぐらいボケさせてもらってないんですけど!」
ってたし(笑)。…確かに。2組なんか似てますもん。蛍原さん・亮くんは天然な香りがするし、その分宮迫さん・淳くんがしっかりしてるし。でも2組仲良く主張するのがウケましたね(笑)。4人で「はい!はい!」みたいに言ってた気もするし(笑)。その後そのネタは、ぐっさんが
「ここ(ぐっさん出川さん)はなんのこっちゃ分からないです!」
ったことで、人数の関係上ツッコミに入ってた出川さんへと回ってたのもさすがでした。
ちなみに各コンビが決まった後の反応を書いてみます。
- 淳浜田
- 淳:「いやだね!」「やだね!」(亮くんたちに「前に行けよー!」って言われても)「やだね!」「俺ツッコミの方がいいしー!」「(やりたくないのは)ダントツで浜田さん!」「(決まって)いやー!!!」「なんでなんだよ!?」「何重苦だ、俺!?」(基本的に叫びっぱなし)
- 浜田:「トップはキツイっすねぇ!」(淳くん相手と言うよりトップにがっくり)
- 山口天野
- 山口:「気持ち的にはなるようになれ」(結構落ち着いてる?)
- 天野:「プライベート全然1回も遊んだことない」(ぐっさん相手にちょっと困惑)
- 宮迫亮
- 宮迫:(最初になぜかガッツポーズ)「お願い、出川さん死んで!」(亮くんが相手と分かると苦い顔)
- 亮:「ミニはずれです!」(なぜかヘラヘラ)*3
- ウド出川
- ウド:(立ち位置を間違える)「(出川さんに)かっこいいっー!」(天然炸裂)
- 出川:「きたーっ!!」「優勝味あわせてやるよ!」(なぜか自信満々)
- 松本三村
- 松本:「あと誰が残ってんの?」「(蛍原さんに)あの電通の人みたいなんは…」(三村さんに決まって)「どうなんのかなぁ?」(ビジョンが見えてない様子)
- 三村:「すいません!!何か!!」「すごい緊張感ですよ!」「変なんなっちゃった!」(緊張しまくり)
- 田中蛍原
- 大竹遠藤
- (この4人が残った時点でココリコと去年のコンビのため自動的に組み合わせ決定。順番が松本さんの後か大トリかだけ決めてました。)
- 田中:「6番目かー!」(トリじゃなくてよかったですね)
- 蛍原:「先にやりたいです!」(同上)
- 大竹:「あっでも!あぁ…そうか!」(大竹ワールド)
- 遠藤:「また最後…」(2年連続お疲れ様です)
みんな言い放題(笑)。ここには全部上げませんでしたがかなりがやがやしてましたし。特に1組目はすごかったです。ってかロンドンブーツはどちらも否定できないですからね(苦笑)。でも結局それなりに仕上げてきたんだからさすがやなぁ、と。
それと亮くんのとこのネタの後に「鼻フック対ちゅー」で淳くん・浜田さんと宮迫さん・亮くんが言い合ってたのもおかしかったです。小木さんが言ってましたが、お互い様だと思います(笑)。ある意味での反則ですしね、どっちも。まぁ、宮迫さん・浜田さんはいましたが結局ロンドンブーツのやりあいやろ、って思いましたけどね(笑)。ああいうとこが好きです。それも含めて今回はロンドンブーツがいい感じで良かったですねぇ。
まぁ、去年より「3時間」って制限がかかった分だけ大変だったと思いますが、大外れ、ってのが少なかったのはやはり中堅以上の芸人さんぞろいだな、と思いましたね。時間が限られてた分だけ底力がたまされてた、というか。あ、ウドちゃん出川さんのとこは…しょうがないです。組み合わせが悪かったってことで。
ロンドンブーツファン的には前半で出番が終わったんですが、終わるまで胃が痛かったです。結果発表で「もしかして…」って思ったし。ちなみにそのときも亮くんたち優勢だと思ってました(笑)。でもなんとか無事に終わって。優勝も頂いちゃったし。個人的には淳くんのとこが優勝なのは少し納得行きませんがね。盛り上がってはいたのであれはあれでありなんでしょうけど。あとは亮くんの生かし方は参考にして欲しいな、と思いましたね。…一瞬「宮迫さんと亮くんで3ヶ月ぐらいやってみたら?」と思ったのは私だけではないはずです(笑)。あとは淳くんが口で貰った250万をどう使うのかなー、と。普通に考えて浜田さんの持分が高いはずですが、打ち上げの時に「半分はもらえないだろう…」みたいなことを言ってうまく半分貰えるみたいですからね(笑)。ああいうとこが淳くんの強さなんだな、と思ったり。
ま、来年もあるかどうかは知りませんけど、ぜひ今度は時間を下さい。3時間はあまりにも短いです。期間があったら松本さん三村さんのとこが優勝してた気もするし。まぁ、前回みたいに期間があってもスケジュールが合わなければ一緒なのかもしれませんが。…とりあえず、みなさんお疲れさま、ってことで。