十。

さてさて最後にDVD話。これは賛否両論分かれるだろうなーってのはなんとなく分かる作品ですよね。地上波でしかオリエンタルラジオを知らない(それこそ未だに武勇伝イメージしか持ってない)人が見たらどう思うんだろうなーとは感じました。…てか1年前の私かもしれない、それ。無限大は時々見てましたがほとんどほっしゃん。さんの部ばっかりだったし。そんな人がえらそうに言うのもどうかとは思いますけどね。ま、そう考えるとはまってるときにこのDVDに出会えてよかったなー、と。あと副音声含めて十だ、というラジオや無限大でのあっちゃん発言には深くうなづいてしまいましたよ、と。
以下ネタばれです。
さー感想行きましょうか。
1.う
最初「う」と聞いたとき「なんの『う』?」と思いまして。んでなんかで「うになり損ねた男(慎吾くん)」の話と見て「それかー」と短絡的に思ったんですよね。でも実際はいろいろ絡んでの「う」。一番単純というか分かりやすい作品だなーと。
好きポイントは心臓マッサージのくだりと一番最後ですね。マッサージのくだりは副音声聞いてやっぱそうだったのね!と感心した、というか。最後は思わず「あーっ!」と声が漏れたし。ああいう細かいとこが好きだったりします。
2.天才・神崎の交渉
あっちゃんの全力顔芸コントwあれですべて持ってかれた感ありますねー。笑顔を作るのが苦手、という話を以前無限大で聞いたことありますが、表情筋は確実に豊かだと思いますw地上波NGだとしても私は大好きですwwそれに持ってかれた感がありますが、慎吾くんの怪しすぎる勧誘も好きだったりします。てかあれは男なんですよね…?しゃべり方も女にしか思えなかったのは内緒です。
好きポイントは副音声でも言ってた気がする机の下でのくだりですかねー。それまで神崎の顔芸に耐えてた(って表現が正しいのかは知らない)男が発する一言がツボです。
3.TOSHIO-SUPERα3000
女教師(あっちゃん)とTOSHIO-SUPERα3000(慎吾くん)。クオリティの違いwそして前作に続いて持ってっちゃったあっちゃんwてかこのコントの肝はそれだけ作りこんどいてメインのシーンはアドリブというカオス状況wそしてTOSHIOがあの格好でツッコミということwwでもアドリブであれだけ掛け合いができるということにすごい感心した…といいますか。個人的にはアドリブの映像全部みたかったりします。
好きポイントはまさかの慎吾ちゃんクオリティと最後の女教師の顔ですね。副音声でもいってましたが、そのフリでそれかよ!っていうwんで顔は…すいません、ちょいトラウマです(苦笑)。あと女教師が亮くんに見えたという意見がありましたが正直私も思いました、すいませんでした。
4.情熱列島
最初見たとき微妙な違和感があったのはなぜだろ…と思ったらこれまた慎吾ちゃんクオリティwてか最初の本編は完っ全っにフリですよねーwあれがまじめだからこそこの次回予告が際立つ、というか。
好きポイントはコインランドリーのくだりですね。公式サイトの写真で見て「これはどのコントなんだ!?」と思ってましたが、これとは。哀愁漂ってますよねーあの瞬間。
5.あの年の夏はよく思い出せない
コントというよりショートフィルムった方があってる気がするこの作品。ボランティアってなんだろう、と某機構のCMっぽいなーと考え込んでしまいました。さっき書いたコンビニドラマもそうですが、2人で演じてるからこそのリアル感、というか。その部分と最後の肝部分の落差にハッとしたり。
好きポイントはカラオケですねぇ。いろいろとありえないことがwそれも善意の一種なのかもしれないですけど。てか小寺(あっちゃん)が思い込んでるだけで周りはボランティアでもなんでもないのかもしれないですけど。
6.ジェットカイザー
中田敦彦の性癖全開wいろいろとむごい(褒め言葉)。一応「正義」なはずなのにっ。個人的にFINALで全力で攻撃した後の落差がいいっすねー。あと1のいったん離れてからのリピート攻撃w一方慎吾くんの小学生姿は似合いすぎw何度やられて自分に被害が及んでもやっぱりガイザー=ヒーローだ!という夢は壊したくない!ってのがシュールなとこですよね。
好きポイントはカマギーグのやられっぷりっすね。中に入ってるのはオリラジマネージャーの佐伯くんらしいですが、助演男優賞あげてもいいぐらいの演じっぷり。特に3〜FINALの流れが大好きですw凹みっぷりがいいっ。
7.TAMPAK
事前情報が少なかったからか、1回目突然解説になったとき「へっ!?」と思いましたwでも解説の内容は的を射てるんですよねー。なるほどなーっていう。あっちゃん自身が大好きなルービックキューブを使っての「ベタ、シュール、どっち?この作品はこっち。」という説明は腹立ちましたけどねwもちろんいい意味で。つうか散々解説したのにもかかわらずリピート!?というね。
好きポイントはなんだろうなー、やっぱりキャッチボールからの一連の流れですよねー。え?、へっ?、あー、腹立つなぁw、ちょっwみたいな。
8.約束の日
オリエンタルラジオによる世にも奇妙な物語っすよねーこれ。鳴り止まないぃぃぃぃ…みたいな。でもそこまでの過程での慎吾ちゃんっぷりはこれまたいいフリで。てか「あー慎吾ちゃんクオリティだな」と副音声なしで思ったとこは高確率で正解というねw
好きポイントは普段ならカットされるべきな最悪事態までの過程ですね。たぶんあれはあっちゃんが慎吾くんにやらせたかったんだろうなーという10年分。1つだけ副音声聞いて納得したとこがあったりします、はい。
9.エンゲージリング
曲りなりとも世界チャンピオン、そして自分を溺愛している彼女がいるのにもかかわらずヘタレなボクサーの話。その合間に挟まる映像との落差がいいですよね。つうか最後ひどいわwwよーあれでチャンピオンだったな、という意見(副音声でも言ってた気が)に深く同意です。…てか金髪あっちゃんは亮くんに似t(黙れ。
好きポイントは合間に挟まる映像全般。…とにかくあっちゃんはボルトが好きすぎですw収録当日の朝に脚本が変更された@副音声というのもありますが、彼のこだわりを凄い感じましたね。あーしてこーしてどーん、みたいなw
十.おこめ刑事
最後の最後にあっちゃん絵によるポップな紙芝居登場。あっちゃん絵が好きな私ですが、ああいうポップ絵はあまり見たことない(誰ピカで描いてたぐらい?)んで新鮮でしたねー。ほのぼのした展開。つうかおこめ刑事は人情派。ちなみにエンディングの曲は着うたフルで落とせますよん。個人的には2番好きですけどねー(2番は着うたフルなし)。1番が「おこめ」なら2番は「刑事」かーみたいな。
好きポイントはまぁ全般ではあるんですけど…おこめ刑事とめんたいぬの関係性…っていうんでしょうか。副音声で言ってるように明らかにゲ○(自主規制)してるのに帰りも乗せるのかよ!みたいな。

というわけで1つずつコメントしてみましたが、全体的に「落差」がキーワードだったのかもしれないです。ここを際立たせるためのそれか!みたいなくだりが多かったですし。もちろん笑えますが、感心することも多いDVDでした。
あとこれも当人が言ってましたが、“原案 中田敦彦”というのは決してそのままの意味ではとってはいけないとこですよね。私自身は最初パッケージで見たとき「脚本書いてたはずだしなー」「てか明らかに中田敦彦の世界観だしなー」と思いましたけど。んま、脚本・演出・キャラクターデザイン.etcといろいろと表記したら大変なことになるのでシンプルにまとめたんでしょうけどね。「(見た人が)分かってるかなー?」と不安に感じてたようですが、少なくとも私は分かってたよ、ってのを書いておきたいと思いますです、はい。