一氏と豊久。

…まだ引っ張るか私、という感じですが(笑)。今週のTVガイド読んでたら功名が辻の特集記事があって。その中にもう亡くなってるはずの中村一氏(淳くん)・島津豊久(亮くん)双方の写真とかがあったのでネタにしてみました。
その特集ってのは「戦国・夢の順位!」ということで、関が原前後における大名たちの悲喜こもごもを書いてあるんですよね。んで、一氏さんからいくと「本人は関が原直前に病死、弟と嫡子が参戦したものの跡目に恵まれず二代で取り潰しになる…」とかなり悲な感じ。一方の豊久さんは「島津軍の強行撤収の成功と引き換えに命を落とす、島津は本領安堵だったものの大きな犠牲を払った」と悲寄りな感じ。でも後々を考えると(関が原に島津本体が出てなかったからでしょうが)島津家はそのまま幕末まで続いたんですよね。ほんで260年近くのリベンジを徳川家に果たした、ということなんですが。てなわけで、家のことを考えると島津家の方が勝ち組だったのかなぁ…と思ったりしました。
もともと日本史好きの私からするとロンドンブーツを通してこうやって考えれるのはなんだかありがたいです。ま、功名の中では主人公の山内一豊と親しかったのが一氏のほうだったので、そっちが大きく扱われてたわけですが。
まぁ、こういう記事を読むたびに「じゃあその強行撤収を描いてほしかったなぁ」と思う私は間違いなく亮ヲタなんでしょうが(笑)。だって、よくよく考えてみたら、その部分はナレーションベースで済まされたというより「島津は敗走し」という一言だけだったんですよね。いろいろ下調べして見てたからよかったものの、なにも知らずに見てたらそういう見せ場があったことを知らないまま終わった可能性もあったわけだし。…ま、そのへんは想像して見ろ、ってことなんでしょうかね(え)。
個人的には、亮くんは本当にちょっとの出番だった(ほんの数分だったし、セリフも1つだったし)わけですが、出た回がよかったからこういう特集でも扱われるんだろうなぁ、と感謝してますけどね。ある意味淳くんとの共演シーン(=関が原前)でなくてよかったのかな、と思ってしまったり。それならそれで話題にはなったんでしょうけど。淳くんと共演してた場合、名のある武将役になったのかどうかは??ですしね(深い意味なし)。いろんなブログ見てたら「ロンブーが共演しないのはもったいない」という感想もありましたが、本人の希望が「淳の邪魔をしたくない(から共演シーンじゃない方がいい)」だったんだし、結果オーライなのでこれでいいっか、と思う私でした。