雑誌に歴史あり、コンビに歴史あり。

今月が300号ということで、これまでのマンスリーよしもとを振り返ってました。なんだか久々に買った気がするんですが(苦笑)、ロンドンブーツの懐かしい記事も多かったので抜粋してみようかな、と。
まずは1994年3月号、銀座7丁目劇場ができる直前の「お笑いTOKYOオーディション」の記事。あの「1回落とされて再挑戦した」っていうオーディションですね。1994年の2月20日に行われたそうです。この時点では全くロンドンブーツの名前なんかでてないんですけど、そのオーディションを受けてなおかつ再挑戦してないと今のロンドンブーツ1号2号はなかった、と思うと何だか感慨深い感じです。もちろん他の手段でデビューした可能性はありますけどね。
次は1996年5月号、新人の鑑というコーナーの記事。個体認識も可能です。とりあえず若いなーと。亮くんは既に金髪ですけど、淳くんが雨上がり蛍原さんみたいなマッシュルームヘアですからね(笑)。時代を感じます。ちなみに一緒に載ってるのがウルグアイパラグアイ(現じゃぴょん)・なかよし・モリマン。モリマン以外の3組はさっきの銀座7丁目劇場オーディションで受かったコンビです。モリマンは悪くないんですけど、どうせならペナルティとかチープスープなどが一緒で同期4組揃ってて欲しかったなぁ、と思ったり。ちなみになかよしが熊本くん・坂本くんのボルタレンコンビ(坂本くんは脱退しましたが…)で、チープスープがえっちゃん・成島くんのドラムコンビです。…ジュアル関係でやっとこの2組が分かったのも事実です(苦笑)。だからジュアルライブはロンドンブーツ・じゃぴょん・なかよし・チープスープと同期勢ぞろいなわけですな。
次は1996年12月号、この年を振り返る記事。記事が全く読み取れないんですが、同年に新人のコーナーに載ってたとは思えない抜擢ぷりだなぁ、と。当時2年目ですからね。中川家極楽とんぼも載ってますが、その中でも後輩なわけだし。そう考えるといわゆるスピード出世ってのは本当だったんだ、と思いますね。
次は1998年6月号、怒りの記事。この号は別にインタビューも載ってます。実はこの号も含め何号かはグランド花月近くの本屋でバックナンバーとして買ったので持ってるんですが、確か暴ロンブーが始まった頃だったように思います。いわゆる「深夜王」だったころですね。そう考えると、もっと早くファンになってればなぁ…とも思ったり。ちなみにこの怒りの記事には現スピードワゴンの小沢さんも載ってるようで。元吉本らしいですね、小沢さん。
次は2000年2月号、亮くんのみで男前ランキングの記事。今はいい具合に年を重ねたのでまた違った味わいがある亮くんですが、当時は本当に男前です。ただ、コメントがやたら短いのは今の片鱗がありますけどね(え)。ノーコメントって(笑)。
次は2000年10月号、ドラマ「新宿暴走救急隊」に主演、ということで特集記事が組まれた号です。この号も持ってるんですが、2人のインタビューありドラマの潜入取材ありその時までの年表あり歴代マネージャーのコメントありとかなりのボリュームです。今では購入は難しいようですが、ちょっと前のロンドンブーツを知りたいならおすすめですね。たぶん今の淳くんに見せたら真っ赤になりそうなことも言ってます(笑)。
最後は2001年2月号、亮くん男前ランキング2連覇の記事です。私は男前ランキング関連では3年目(2002年)のしか持ってないんですが、この2001年の写真はかなりぐっときました。いや、リアルに買っておけばよかったなぁ…と。当時愛媛じゃ売ってなかったんですけどね。「写真にも気合を入れ」って編集の方からコメントがありますが、まさにその通りです。この写真を知っただけでも今回買った価値はありましたね(笑)。ページの中でも大きめな写真なのでバーンと入ってくるんですが、一瞬ドキッとしたし。ありがとうございます、って感じです。
というか、正直な話亮くんは2000〜2002で男前ランキング殿堂入りしててよかったな、と思うのは私だけでしょうか(笑)。いや、今も普通にいい顔の部類なんですよ?でもやっぱり加齢にはかなわないというかなんというか…。うまいこと表現できないんですけど、当時が一番ピークだった気がしてます。ちょうど2002年が亮くんが30歳になった年なんですけど、その年に一気にふけた気がしてるので(言っちゃった)。なんか、鼻の横から伸びるしわが急激にでてきたというかなんというか…。ま、仕方ないんですけどね。そのころ亮くんをそういうネタで弄ってた淳くんも数年遅れで最近どうも…なとこがあるし。でも、今の亮くんも(勿論淳くんも)ふとした瞬間に「ん、まだいける」と思うことはあるのでいい30代、40代を目指していって欲しいものです(フォロー?)。
あとはちょこちょこ載ってはいたはずですが、今回の特集でピックアップされてた物はありませんでした。最近に至ってはそんなに載ってませんしね…。ちょっと残念。いろんな人がコメント寄せてたんですが、ロンドンブーツはコメントもなかったし。また何かの機会があったら掲載して欲しいですけどね。
つうか、こうやって振り返っていくとオーディションに始まって銀座7丁目劇場時代、テレビに出ていってついにはドラマ主演、男前殿堂入りという進んでいく姿が分かってなんかいいですね。私はロンドンブーツ中心で見て行きましたが、他の芸人さんにもきっとそういう流れがあるんだろうし。今月はやたら高い(いつもは150円、今月は300円)んですが、その分の価値は十分あると思います。吉本の歴史がつまってますしね。ぜひ皆さんじっくりと読んでみて下さい。