アドベンチャーっ!

id:komakiwoさんの日記にid:theblowさんから「アドベンチャーゲームツクレール」ってサイトの紹介があったんですね。アドレスは
http://avg-maker.com/
です。で、私もやって見ました(笑)。いろいろ役割をいれて。タイトルは「亮も歩けば棒に当たる」って勝手に決まりました(笑)。これだけでおもしろいわ。とりあえず私自身でやってみた分を書いておきます。

(設定)(敬称略)
主人公:亮
主人公が敵から奪還するモノ及び人:淳
敵のボス:秋山
敵の手下:馬場・博・三村・大竹
仲間:品川・庄司・上田・有田

(内容)(かなりツッコミ入ってます)

日曜日の朝。
亮はコーヒーをカプリと飲みながら、いつものようにロンドンブーツ王国新聞を開いた。そして飲んでいたコーヒーを吹き出してしまった。
《淳、秋山に誘拐される!》昨夜未明、淳が公園でパントマイムの練習をしていたところ、秋山が襲撃し*1、さらっていった。…しかしロンドンブーツ王国警察は、秋山のあまりの凶悪さに恐れをなし、実況見聞にすらためらっている模様…。
淳とはつい二、三日前に遊んだばかりだ。淳がパントマイムをしていたとは知らなかったが。
その時、亮ははっと思い出した。「亮の誕生日いつだっけ*2? …面白いもの見せてあげるよ」という、淳の言葉を…。淳は、亮の誕生日の出し物として、パントマイム*3を練習していたのだ。
亮はコーヒーを一気に飲みほし、服を着替えると、淳救出の旅に出た。
亮は軽快に歩き続ける。
やがて、地面にたくさんの穴があいた、奇妙な場所に出た。
穴の中には、煙がもわもわとうずまいている。
煙には、穴ごとに違った色が付いていた。
亮は色とりどりの穴を眺めているうち、どれかひとつの穴に無性に飛び込みたくなってきた。
「うりゃー!」と叫びながら、亮は緑の煙の穴に飛び込んでいった。
そのとたん、馬の大群が周りを駆けていくような音と振動に包まれた。
煙がだんだん薄まり、空が見えると、音も振動も、嘘のようにやんだ。
外に出ると、そこはさっきとは全く違った場所だった。
しばらく行くと、亮は急に空腹を感じるようになった。
ヒューン!ドゴゴーン!
お腹も豪快に鳴る。*4
すると前から、素敵な赤い鍋を頭に乗せて*5、品川が歩いてきた。
亮は品川に血走った目で聞いた。
「品川、俺、めっさ*6空腹なんだ!もしかして、その鍋の中に、何か食べ物ある?グルルル…」
品川は亮の様子にたじろぎつつ言った。
「う、うん。これ、マジックカンパニーの新製品で、言ったものが何でも出てくる魔法の鍋なんだ。さっき買ったばかりなんだけど、何なら使ってみる?」
「まじで!?エクセレント!*7
品川が言うには、出せる料理は一度に一種類で、一日に一度しか使えず、出てきた料理は3分で消えてしまうらしい。
何を食べるか。亮は悩んだ。
亮は大好物のスライム・グラタン*8を出すことにした。
「出でよ、スライム・グラタン!」
亮がよだれをたらしながら叫ぶと、鍋はシューシューと湯気を噴き出しながら回転を始めた。
シュルルルルルッ……!
鍋は周りの人間が命の危機を感じるほど高速回転し*9、やがて、ボフン!
大量の湯気を吐き出しながらフタが開いた。
中には出来たてのスライム・グラタンがあった。
「すげー!」
亮と品川は顔を見合わせた。
「そうだ、早く食べなよ!3分で消えちゃうから!」品川が言った。
「そうだ…でも箸とかスプーンは?」
品川は首を振った。「持ってない」
「よし、こうなりゃ素手だ。うぉりゃー!」
亮は素手で、出来たてのスライム・グラタンをつかんだ。*10
「ぅ熱ぅんっ!」
スライム・グラタンは地獄のように熱かった。
「これしきの熱さに負けてたまるか!うりゃー!…ぅ熱ぅん!なめんな!…ぅ熱ぅん!」
悪戦苦闘しながら半分ほど食べたところで、3分が経ち、スライム・グラタンは嘘のようにかき消えた。
亮は汗びっしょりになりながら*11、品川にお礼を言った。
空腹はなんとか癒えた。
亮はスキップしながら*12進んでいった。
やがて、大きな湖に出た。
あたりには霧が立ちこめている。
湖の周りには道が左右に続いている。
亮は右の道を選んだ。時折、魚がぼちゃんと跳ねる音を聞きながら、亮は進んでいった。
しばらく行くと、「UUURRRRRRYYYYYYYY!」という叫び声*13が聞こえて、亮は足を止めた。
ラクターに乗った馬場*14が猛然と走ってくる。
馬場は亮を見ると、「いっただっきむぁーす!」一段と速度を上げて向かってきた。
戦いは避けようがないようだ。
亮は走ってきた馬場に、ローリングソバット*15を喰らわせた。
ローリングソバットは見事にクリーンヒットした。
馬場は「フガッ!」と叫び、豪快に転倒した。
「く…」馬場は起きあがろうとしたが、もはやその力は残っていない。
「はぁ…はぁ…本当は…ロックスターになりたかった*16…ガクッ」
馬場の身体はみるみるうちに縮んで、消えてしまった。亮は先を急いだ。
亮はバラードを口ずさみながら*17進んで行った。
やがて、立て看板のある分かれ道に出た。立て看板にはこう書いてある。
『右に大発見あり。左に難関あり。』
亮は左の道を選んだ。
しばらく行くと、向こうから敵がやってくるのが見えた。三村だ。
亮は近くの木陰に身をひそめ、三村が真横にやってきたところで、ヒップドロップを喰らわせた。
攻撃は見事成功した。三村は何が起こったのかも分からないまま、ばったりと倒れた。*18
亮は口笛を吹きながら*19歩いていった。
やがて、左手に橋が見えてきた。
亮は橋を渡り、また道を辿っていった。
やがて、行く手に巨大な秋山城が見えてきた。
亮が城門に駈け寄って秋山を呼ぶと、ゆっくりと門が開いて、中から黒いマントを羽織った秋山が姿を現した。*20
「ようこそ、我が秋山城へ」
見ると、秋山城の中庭にはサッカーグラウンドが設置されている。
何のことかわからずに秋山を見ると、秋山は黒いマントの内側から、サッカーボールを取り出した。
「ゴールを決めたほうが勝ちだ。簡単だろう?」
秋山は羽織っていた黒いマントを投げ捨てると、亮に先攻と後攻のどちらが良いかと尋ねてきた。
亮は後攻を選んだ。
「そうか。ではおまえがこのシュートを止められたら、おまえの勝ちということにしてやろう。行くぞ!」
秋山は亮目掛けて、ボールを蹴った。
凄まじい威力で放たれたボールは、亮の目の前で2つに分かれた。
少なくとも、亮にはそう見えた。
(右?左?どっちが本物のボールだ?)
だが迷っている暇はない。
亮は直感を信じて、左側のボールに飛びついた。
はたして、それが本物だった。*21
亮はしっかりとボールをキャッチすると、地団駄を踏んで悔しがる秋山*22に、すぐさまここから立ち去るように命じた。
秋山は捨て台詞を吐き、手下を引き連れていずこかへ去っていった。
秋山をやっつけた亮は、淳の名前を叫びながら秋山城に突入した。秋山城の地下牢に、淳は繋がれていた。すっかりやせ細った淳*23を、亮はおぶって帰ることにした。*24
「ありがとう…亮…きみの誕生日には…いいもの見せてあげるね…」 淳はそうつぶやくと、亮の背中で眠ってしまった。*25
翌日のロンドンブーツ王国新聞に、次のような記事が載っていた。《亮、秋山のもとから、淳を救い出す!》昨夜未明、勇敢でさっぱりした性格*26の亮が、秋山城に幽閉されていた淳を救い出した。報告を聞きつけたロンドンブーツ王国警察は、ようやく誘拐事件の実況見分を開始…。その日以来、亮はいきなりロンドンブーツ王国一の人気者になった。そして誕生日パーティーまでがテレビ放映されるようになった。
亮の誕生日*27、ロンドンブーツ王国中のテレビには、不思議な映像が流れていた。それは淳のパントマイムだった。ものすごくへたくそなパントマイム*28で、ほとんどの人が、新しいダンスと思って観ていた。もしパントマイムだと教えても、冗談だと思ったに違いない。中には怒り出す人もいたかもしれない。けれど亮は、それを世界一素敵なパントマイムだと思った。
その瞬間、バリバリバリバリ!
亮の頭のてっぺんに、突然、雷が落ちた。
バリ!バリ!
二発、三発。
バリバリバリバリ!
四発五発六発七発!
黒こげになった亮*29のところに、空から天使たちが降りてきた。
黒いタキシードを着た天使たちは、亮の肩や頭をぽんぽんと叩きながら舞い降りて、亮の前に整列した。
(さん、はい)
「時間は元に〜」
「も〜ど〜せ〜な〜い〜」
「もど〜」
「せ〜な〜い〜♪」
合唱を終えると、天使たちは再び亮の体に触れながら、空に帰っていった。*30

すいません、全文書いてしまいました(苦笑)。だっておもしろいんだもん(笑)。ってか全員出て来てないし(苦笑)。ま、実際は何箇所か選択肢があるのでそこを替えれば出てくるんだと思うんですけどね。
ってか、2人仲良すぎ!!(笑)誕生日にパントマイムとか本当にやってそうなんですけどvvあと、淳くんをおんぶする亮くんがなんとも言えません…。優しいって言うか…。でも、スキップ・バラード・口笛は亮くんにとってやばいもの3種だと思うんですけど(苦笑)。ま、それはそれでありかと。淳くんはとらわれちゃったのであまり出てこなかったのが残念でしたけど。あと、適当にいれた(おい)秋山くんがはまってた(笑)。さすがチューリップの会(@はねトび)代表。
まだいろいろパターンがあるようなので全キャラ制覇を目指し(??)頑張りたいと思います、はい。

*1:代表、恐るべし。

*2:いうまでもなく1月8日。ってことはこれは真冬の話なんかい!

*3:なぜ!?確かに淳くんはできそうですけど。

*4:なんちゅう音だよ!?亮くんって不思議…。

*5:どこの国の人なん!?

*6:どこの言葉なん!?

*7:ワールドダウンタウンかい!?

*8:なにそれ!?

*9:なんちゅう鍋だよ!?怖すぎだし。

*10:さすが野生児!!

*11:言うまでもなく真冬です。

*12:あのぉ、リズム感皆無の亮くんはスキップできるんですか??

*13:何、この声!?

*14:馬塲ちゃん、怖いよ…。

*15:選んだはいいけど…、何この技!?

*16:そうなんだ…。幼なじみの秋山代表のせいで…。

*17:あのぉ、音痴の亮くんがこれをやると非常にやばいですよ!?

*18:早っ!ってか弱っ!

*19:あのぉ、音痴&リズム感皆無の亮くんに吹けるんですか??

*20:代表だ。

*21:さすがロンドンブーツの勘担当(笑)。

*22:それはそれでかわいいかも…。

*23:元々痩せ型なのに…(涙)。

*24:優しいよ!さすが亮くん。

*25:かわいい…vv実際も想像できてしまう(おい)。

*26:実際の性格に近いかも。さっぱりしてるとこあるし。

*27:しつこいけど1月8日。

*28:そうなの!?やはり代表に邪魔されちゃったからねぇ…。

*29:うわっ。なんで!?

*30:あーたら天使やないって!!